わたSHIGA輝く国スポ・障スポ <br>みんなが輝く大会に

 滋賀県は、我が国最大の湖である琵琶湖をはじめとする豊かな自然環境や、古くから交通の要衝として栄えてきた歴史を有するとともに、先人が人と人、人と自然のつながりの中で育んできた文化が今も脈々と息づいています。


 この地で令和7年(2025年)に開催する第79回国民スポーツ大会および第24 回全国障害者スポーツ大会(「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」)は、「湖国の感動 未来へつなぐ」をスローガンに掲げ、年齢、性別、障害のあるなしを問わず、すべての人が様々な場面で主役として光り輝くとともに、大会を通じて湖国滋賀で生まれた夢や感動、連帯感が、大会に関わるすべての人の心に刻まれ、明日への活力、未来への希望として将来にわたって引き継がれる大会を目指して開催します。


 大会の開催を契機として、全国から滋賀を訪れる多くの人との交流の絶好の機会として、「健康しが」の理念のもと、県民がより一層身近にスポーツを「する」「みる」「支える」それぞれの場面で親しむことのできる環境をつくり、健康・体力の保持増進と競技力の向上を図るとともに、障害に対する理解を深め、障害のある人の社会参加を進めます。


 併せて、福祉、教育、観光および経済への総合的かつ複合的な効果を通して、ふるさと滋賀の活力を更に高め、将来にわたり持続可能な共生社会の実現につなげてまいります。

環境に配慮し実践する大会

 スポーツの楽しさや感動を分かち合うとともに、滋賀県に受け継がれている身の回りの生活から自然環境を考える取組を県民や企業、大会に関わるすべての参加者が実践することで、「人と人、人と地域、人と自然」の繋がりを深めることができるよう取り組む大会とします。

わたSHIGA輝く国スポ・障スポMLGs宣言

 両大会を開催するにあたり、スポーツの楽しさや感動を分かち合うとともに、エネルギー使用量の削減などの環境への配慮を両大会に関わるすべての人が実践するため「わたSHIGA輝く国スポ・障スポMLGs宣言」を掲げています。

マイボトル持参の呼びかけ

 選手、観客、スタッフ等の大会参加者にマイボトル持参を呼びかけるとともに給水所(ウォーターサーバー等)を設け、大会で排出されるプラスチックごみの削減に取り組みます。

開・閉会式会場等でのリサイクル食器の活用

 開・閉会式会場 の「おもてなSHIGAエリア」で提供する食品容器をリサイクル食器とするなど、大会でのごみ排出量の削減に取り組みます。

再生繊維100%等の環境に配慮したスタッフウェアの採用

 大会の運営スタッフやボランティアが着用するスタッフウェアには、回収ペットボトル等から作られたリサイクル繊維100%素材など環境に配慮したウエアの採用を推進し、大会を通じてプラスチックごみの排出量削減に取り組みます。

リサイクル金属でのメダル作成

 各家庭等から集めた使用しなくなった学生ボタンを原料の一部とし、大会で選手へ授与するメダルを製作します。

琵琶湖のヨシを利用したスタッフ用帽子の採用(開・閉会式)

 琵琶湖岸で水質・生態系保全のために刈り取られたヨシを活用し製作され、大阪関西万博でも採用された帽子を式典スタッフの衣装とします。

カーボンオフセットの取組

 両大会で排出されるCO₂について、クラウドファンディングや県民参加型の省エネ行動などにより、実質ゼロ(オフセット)とすることを目指します。

おもてなしで滋賀の魅力発信

 豊かな自然や歴史、文化、芸術、祭り、伝統芸能、特産品などの地域資源、湖上スポーツをはじめとした滋賀ならではのスポーツ環境など、来県者が滋賀での滞在を楽しみ、また、再び訪れたくなるようなおもてなしと滋賀の魅力発信に取り組む大会とします。

地域の特色を活かしたおもてなし広場の運営

 開・閉会式会場の「おもてなSHIGAエリア」をはじめ各会場で特産品や郷土料理を取り入れた食の提供など、滋賀の魅力が伝わるおもてなしの場をご用意します。

滋賀・びわ湖の素材を活かした「食」の提供

 各会場において、琵琶湖をはじめとする豊かな自然環境や優良な生産基盤の中で育まれた近江米や近江牛、近江の茶、湖魚など、滋賀のおいしい食材を使用した昼食弁当を提供します。

安全・安心な大会づくり

 熱中症対策ガイドラインの作成など、選手、観客等が安全・安心にスポーツを楽しめる大会を目指すとともに、傷病者の発生に備え、救護所に十分な医療スタッフを配置し、応急処置や医療機関への搬送手配などの対応を行います。

ホスピタリティー溢れるボランティア

 心のこもった「おもてなし」が大会の思い出として残るよう、あたたかい笑顔と優しい気持ちで全国から滋賀を訪れるみなさまをボランティアとともにお迎えします。

今大会独自の賞制度の創設

 優秀な成績を収めるなどした選手・団体へ、(仮称)わたSHIGA輝く賞として、県内特産品を授与し、選手を称えます。

クリーンアップ運動の実施

 競技会場や駅周辺を清掃するクリーンアップ活動を実施することで、清潔で快適な環境を提供するとともに地域全体での開催機運の盛り上げに繋げます。

スポーツの力でつくる共生社会

 年齢や性別、障害の有無などを問わず、誰もが一層身近にスポーツを楽しむことができる環境をつくり、誰もがボランティアや大会関連行事等に積極的に参加できる環境をつくるなど、それぞれのスタイルで「する」「みる」「支える」の体験ができ、共生社会の実現に繋がるよう取り組む大会とします。

会場バリアフリー対策

 会場では、バリアフリートイレ、音声案内、スロープ、筆談ボードの設置、ピクトグラムの表示などにより来場者への配慮を行います。障スポ競技会場では補助犬トイレの設置を行います。

会場へのカームダウンスペース設置

 会場では、発達障害、知的障害、精神障害等のある方が安心して来場または参加できるよう、気持ちを落ち着かせるためのスペース(カームダウンスペース)を確保します。

授乳(搾乳を含む。)、おむつ替えスペースの確保

 乳幼児を育児中の保護者等が、安心して来場または参加できるよう授乳等に必要なスペースを確保します。※会場によっては、専用室でない場合があります。

心のバリアフリーの推進

 国スポ・障スポ大会を契機に様々な心身の特性や考え方を持つ人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支えあうことのできるよう、県内大学生が配慮すべき事項等をまとめたリーフレット等を活用し、「心のバリアフリー」を推進します。

障スポ競技会映像の配信

 障スポの正式競技全試合を配信し、観戦機会を広げ、障害者スポーツの振興と障害者理解の推進を図ります。

子ども、若者、女性が活躍

 滋賀の子が、滋賀で育ち、滋賀の地で活躍する大会を目指すとともに、若者や女性の大会に向けた準備や大会運営への主体的な参画を図ることで、心身ともにたくましく思いやりの心を持った子どもの育ちや、女性がより一層スポーツに親しむことのできる環境づくりにつなげます。

子ども・若者参画特別委員会

 小学5年生から20歳代前半までの県民を委員とする「子ども・若者参画特別委員会」の活動を通し、子ども・若者ならではの視点や考えを大会開催準備や県のスポーツ振興等に反映します。

わたSHIGA輝く国スポ・障スポ教室

 県内小・中学校で「国スポ・障スポ教室」を開催し、わたSHIGA 輝く国スポ・障スポイメージソング「シャイン‼」の手話歌体験を通して、子どもたちの障害者理解を深めるとともに、両大会への興味関心の向上を図ります。

子どもたちによる炬火受け皿づくり

 子どもたちが、信楽焼の体験活動「つちっこプログラム」で炬火受皿づくりを行い、両大会へ参画するとともに興味関心の向上を図ります。

手作りのぼり旗の作成や花いっぱい運動の実施

 選手、監督をはじめとする全国からの来県者を、子どもたちも参加して、たくさんの花や手作りの応援のぼり旗などお迎えし、歓迎の気持ちを伝えます。

競技補助員や選手団サポーターとして若者が参画

 次世代を担う多くの若者(生徒・学生)が、競技補助員や選手団サポーターとして参画し、選手・来場者との交流等を通じ、郷土を愛し、豊かな心を育み、障害のある方への理解を深めていただく機会とします。
 また、選手や来場者等に大会を支える競技補助員等の活動を紹介することで、若者のやりがいや地域社会へ貢献する取組の大切さの学びなどに繋げます。

女性委員の参画機会の確保

 開催実行委員会の専門委員会等において、女性委員の参画機会を確保し、女性の視点や意思を反映し、女性が、よりスポーツに親しめる環境づくりを進めます。

「滋賀レイキッズ」をはじめとする次世代育成システムの確立

 大会に向けた選手強化の取組の過程で生まれた「次世代アスリート発掘育成プロジェクト(滋賀レイキッズ)」や、各競技で蓄積された選手育成のノウハウを継承することで、スポーツの分野における次世代育成システムの確立につなげます。

女性アスリート・指導者の活躍をサポート

 女性アスリート特有の課題に対する医療機関受診支援・大会参加時の託児等の支援を行うことで、女性アスリートの活躍をサポートするとともに、研修や交流の機会を確保・充実することで、女性指導者の育成に取り組みます。