琵琶湖の固有種
「ニゴロブナ」を使った
発酵食品といえば?
- ふなみそ
- ふなずし
- ふなチーズ
答え:
ふなずし
ふなずしは寿司の原型といわれる「なれずし」の一種で、琵琶湖の固有種「ニゴロブナ」を塩漬けし、ご飯で漬け込んで発酵させた滋賀県の郷土料理です。昔は各家庭で保存食としてつくられ、乳酸菌の整腸作用や栄養価の高さから薬の代わりに食べる習慣もあるなど親しまれてきました。特徴はチーズにたとえられる発酵食品特有の濃厚な香りと旨み。滋賀県の無形民俗文化財「滋賀の食文化財」に選ばれています。
滋賀県の最高峰で
日本百名山の一つ、
伊吹山の高さは?
- 1,377m
- 2,377m
- 3,377m
答え:
1,377m
滋賀県の最高峰・伊吹山は、『古事記』や『日本書記』、日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説にも登場する歴史ある山です。平安時代には修験道における日本七名山の一つとして多くの修行者が訪れたほか、戦国時代には城郭の役割も果たした京極氏の屋敷跡も残されています。また、伊吹山は薬草の宝庫としても知られ、山頂の花畑は国の天然記念物に指定されています。山頂までは全長17kmのドライブウェイと登山道で登ることができ、雄大なパノラマを眺めることができます。
滋賀県で世界遺産登録を
目指している
お城といえば?
- 小谷城
- 佐和山城
- 彦根城
答え:
彦根城
滋賀県彦根市にある彦根城は井伊直継(なおつぐ)・直孝(なおたか)によって約20年の歳月をかけて建設された彦根藩歴代藩主・井伊家の居城です。完成は元和8年(1622年)、国宝の天守は現在の滋賀県大津市に築かれた大津城から移築されたといわれ、外観の美しさだけでなく、城本来の機能である軍事面でも優れているのが特長です。明治時代の廃城令や戦火を免れた彦根城は、重要文化財の各櫓、下屋敷の庭園である玄宮園、内堀・外堀などが当時の姿をとどめており、周囲は特別史跡に指定されています。