【第3期生】第5回活動の開催
ジュニア・ユースチーム第3期生第5回活動を開催しました
平成28年12月3日(土曜日)に県立野洲養護学校でボッチャの競技体験を行いました。
講話「ボッチャを生きがいとする人たち」
最初に、県ボッチャ協会事務局長の田中康隆さんに「ボッチャを生きがいとする人たち」と題してお話いただきました。
ボッチャは障害の程度が重い人でもできるスポーツで、競技者が少ないため用具がとても高いということでした。また、ボッチャの大会に参加する人はどんなレベルであってもみんな楽しそうにプレイする姿から、田中先生自身が感じたこととして「障害のある人のできることは限られている。だからこそ、できることは全力で取り組もうとする。」、「大切なのは自分の能力ではなく、自分のやりたいことである。」と教えていただきました。「本当に困っている人は目立たないところに存在する。」という言葉はとても印象的でした。
学校施設見学
お話に続いて、会場である野洲養護学校の施設を見学しました。養護学校特有の設備などを中心に、教頭の伊藤世隆先生に案内していただきました。
校舎も大きく、廊下が広いのが印象的で、床が柔らかい素材になっていたり、エレベータがついていたり、障害に配慮された部分がたくさん見られました。
ボッチャ競技体験
「ボッチャクラブ野洲ドリームス」のメンバーの方に加わっていただき、混成の8チームをつくり、リーグ戦と順位決定戦を行いました。白熱した試合の連続で、一投一投に一喜一憂しながら楽しく活動できました。
ボッチャの競技体験を終えたメンバーからは、「健常者も障害者も楽しめるすごいスポーツだ」、「ルールはとてもシンプルなのに難しかった」、「障害者との距離が近く、一緒に作戦を考えて、とても面白かった」などの感想が聞かれました。年齢、性別、障害の有無に関係なく、一緒にボッチャに熱中した2時間でした。